看護師
S・N
阪和病院

ローテーション教育システム
卒後2年目≪精神科体験≫について

精神科の研修ではどのようなことをしましたか?

病院・施設の説明をしていただき、病棟では申し送りの様子や患者様がどのように過ごされているのかなどを見学させていただきました。また、デイケア施設にも行かせていただき、通所者の方たちが主体となって行う話合いにも参加させていただきました。

精神科では何を学びましたか?

私の働いている病棟にも精神疾患を抱えている患者様がいらっしゃいます。そういった方にどのような声かけをすれば良いのか分からず、適切な距離に迷うことがあるので、研修を通して少しでも理解できればと思い、研修に挑みました。

実際に研修に参加してみて、精神疾患を抱える患者様は常に不安を感じていることを知りました。なので、まずはその不安を軽減できるように柔らかな雰囲気で接し、適度な距離感を大切にしながら関わる必要があることを学びました。また、看護師は仕事中にナース服を着用しているのですが、患者様からするとその姿だけでも威圧的に感じてしまうこともあるらしいです。なので、患者様と関わる際には目線を同じ高さに合わせるなど、威圧的にならないように気を付けなければならないことも学びました。

印象に残っているエピソードは?

病棟の案内をしてもらっている時に、私の案内をしている看護師さんのことを患者様が「○○さん、○○さん」と何度も呼び掛けていたことです。他の病棟行っても、また他の患者様から名前を呼ばれていて、笑顔でコミュニケーションを取られていた姿がとても印象的でした。患者様からの信頼があるからこそなんだなと感じ、とても素敵だなと思いました。

今回の研修で配属先に今後活かせそうなことはありましたか?

研修先では、患者様と会話する時には目線を同じ高さに合わせ、患者様のそばでゆっくりとその方に合ったスピードで会話を行い、少しの時間でもその人に寄り添う関わりを行っていました。私の病棟では、業務に追われるあまりに目線を合わすことができていなかったことがあったので、少しの時間でも目線を合わせてコミュニケーションを取ることで、患者様の状態の変化に気づけるように、今後意識していきたいと思いました。

ローテーション研修とは

錦秀会ではあらゆるタイプの病院、施設を運営しており、卒後3年間はグループ内でローテーションで研修を行う教育システムを採用しています。
色々な現場を経験することで、あなたのやりたい看護を見いだし、自身の看護観の確立に役立てることが可能です。

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