看護師
F・A
阪和第一泉北病院

ローテーション教育システム
卒後2年目≪透析体験≫について

患者様とのコミュニケーションの大切さ

透析での研修は1日間だけでしたが、患者様とのコミュニケーションの大切さを再認識した研修となりました。 病棟とは違って、透析の看護師さんは患者様の在宅部分のケアも必要になってくるので、自宅での過ごし方から日常生活のちょっとした変化や他愛無い話までじっくりとヒアリングして、自宅での過ごし方についてなどのアドバイスをされていました。

病棟のように24時間体制での看護ができない分、患者様とのコミュニケーションをとても大事にしていて、信頼関係が出来ているのだなと感じました。

改めて気付いたこと

透析の患者様はご自身の状態をよく把握されているので、患者様から看護師さんに「水分を取りすぎたから多めに抜いて欲しい」などとおっしゃられていたりしたのには驚きました。また、穿刺の際は信頼関係が構築されているので、刺す時に苦痛を伴うにも関わらず、患者様が安心して身を任せているのが分かりました。 普段から綿密なコミュニケーションをとっているからこそ、迅速に適切な処置が出来るのだなと思いました。

私が働く療養病棟は、お話しするのが難しい患者様が多く、患者様のご要望を伺うのが難しく業務的な看護になってしまいがちなのですが、ちょっと足を止めて患者様に声をかけることや、身体に触れて反応を見ることなど、些細なコミュニケーションでも患者様の状態をいち早く適切に把握することができ、看護をする上で大切な役割を果たしているのだと改めて気づきました。

 

最後に…

ローテーション研修では、様々な看護感に触れて自身を成長させることができると思っています。今後、3年目の施設や在宅、療養の研修が予定されているので、どれも楽しみです!療養の研修では今働いている場所とは別の療養病棟に行くことができるので、また違った目線で見て感じて学んできたいと思っています。

ローテーション研修とは

錦秀会ではあらゆるタイプの病院、施設を運営しており、卒後3年間はグループ内でローテーションで研修を行う教育システムを採用しています。
色々な現場を経験することで、あなたのやりたい看護を見いだし、自身の看護観の確立に役立てることが可能です。

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