祖父ががんで入院していた際に、医療ソーシャルワーカーの方が祖母の話を親身になって話を聞いてくれていたことがきっかけです。祖母の悩みを親身になって話を聞いてくれたからこそ、祖父は自宅で生活を送ることができたのだと思います。そのため、私も患者様やご家族様に寄り添い、希望に沿った支援を行うことができたらいいなと思い医療ソーシャルワーカーを目指そうと思いました。
大学の先生からの紹介です。私の通っていた大学が岡山だったこともあり、元々大阪で医療ソーシャルワーカーとして働いていた先生に相談し「入職後、研修もあり医療ソーシャルワーカーの教育にも力を入れている」と錦秀会を教えてもらいました。そして、インターンシップに参加させて頂き、職場の雰囲気・ワーカーの人数の多さや法人内に急性期・ケアミックス・療養型等があるため様々な経験を積めるのではないかと思いここで働きたいと思いました。
職場にはたくさんの医療ソーシャルワーカーが働いています。そのため、いろいろな先輩の仕事の仕方を見ることができ、その中で自分に合った言い回しやご家族様に対する説明の仕方などを吸収することができます。また、先輩方が「大丈夫?」と気にかけてくださり、悩んでいることに対して一緒に考えていただけるので本当にありがたい環境で仕事をさせて頂いているなと感じています。
入職してから約1ヶ月間は新人研修があり、座学を受けたり、法人内の病院を回り知識を深めていきました。また、研修が終わると配属先の病院で業務を学んでいくようになるので、先輩が病棟に上がる際に同行したり、面談に同席したりする中で、わからないことは質問して一つずつ実践を繰り返しながら覚えていきました。
患者様やご家族様から「ありがとう」と言って頂いた時です。ご家族様が患者様の退院先について悩まれている際に一緒に悩み考え、一つの方向性が決まりました。ご家族様にとっても患者様にとっても人生に大きく関わることのため双方の考えを聞き、話し合いながらどうしていくのか決めるのは大変でしたが、笑顔で退院される患者様の姿を見てこの仕事をやっていてよかったなと思いました。
大きなギャップは無いのですが、ご家族様や患者様の人生に関わっているという点からやはり大きな役割を担っている仕事だなと改めて感じました。
病棟に上がった際に看護師やリハビリスタッフと患者様の事について相談したり、病棟のカンファレンスでは栄養士・歯科衛生士・介護士など多くのスタッフと意見交換をするため、日ごろから多くの職種と関わりあいます。
私は、ご家族様も含めて患者様一人ひとりに向き合うことのできる医療ソーシャルワーカーになりたいと思っています。患者様それぞれ生活歴や病気に対する思いや、思い描く退院後の生活は異なり、またご家族様も同じようなに思いを抱えています。そのため、双方の気持ちに寄り添い患者様やそのご家族様が望む生活を送ることができるように一緒に悩んで考えていきたいと思っています。そのために、様々な経験を積んで成長していけたらと思います。
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