医師・看護師・管理栄養士・リハビリ・臨床心理士・歯科衛生士・医療ソーシャルワーカー・薬剤師
週1回水曜日に多職種カンファレンスを行い、症例検討や情報共有を行っています。
緩和ケア病棟の服薬指導担当になったため
様々な職種のチームメンバーの意見を聞くことができ、視野が広がりました。
また、1人の患者様についてチーム全体でその方の抱えている問題やその方が大切にしたいこと、希望などについて情報共有し、皆で考え、それが何らかの形になった時や感謝の言葉をいただけた時にチームでの達成感を感じることができます。
薬のことは薬剤師にと頼りにされることが増え、やりがいに繋がっています。
終末期の症状コントロールがかなり難しい患者様で、自宅に帰りたいとの希望があったのですが、ご家族の不安が強く、なかなか自宅に帰ることができなかった方がいました。多職種で意見を出し合い、少しでもご家族の不安な気持ちを取り除けるように様々な点で調整を行いました。薬剤的にも自宅で過ごしやすいように投与方法や投与量など薬剤調整を行いました。その結果、患者様の希望通り自宅に帰ることができました。
現在、緩和ケアチームは緩和ケア病棟内のみで活動を行っていますが、療養型病床でも緩和ケアを必要とする患者様は多くいらっしゃるので、緩和ケア病棟以外でも活動の場を広げていきたいと思っています。
また、ガンだけではなく、末期心不全の緩和ケアなども行っていきたいです。
病院薬剤師としての醍醐味は様々な症例を見ることができたりすることもありますが、やはりチーム医療に参加することで、多職種と意見交換したり、症例検討を行う中で、やりがいや達成感を感じることができる点だと思います。病院によって役割や特色、力を入れている点などに違いがあるので、ぜひ見学などをして自分の目で見て就職先を選んでほしいです。
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