実習先が医療療養型の阪和病院だったのがきっかけでした。リハビリ職員と患者様がお話しをしながらリハビリをされており、とても楽しそうな雰囲気が良かったので錦秀会に入職しました。
最初は阪和病院配属でしたが、2年目から老人保健施設の錦秀苑に異動となりました。上司から「もし興味があるなら異動してみないか?」と話しがあった時は、施設は初めてだったので不安はありましたが、一度は経験してみたいと思っていたのでとても楽しみでもありました。
異動してみて、病院と比べると老健はデイケアもあるので利用者様はよく動ける方が多く、病院よりもレベルを上げたリハビリが必要だと感じました。病院の場合、あまり動ける患者様が少なかったので、ベッドから立ち上がったり、座ったりのリハビリを行うことが多くありました。老健は基本的に自宅に帰る利用者様がほとんどであり、自宅復帰を目的とした、歩く動作や階段昇降などの自宅環境に合わせたリハビリが必要になるというところが大きな違いです。中には、レッグプレスという筋力トレーニング用の機械を使った、「パワーリハビリ」を取り入れたりもします。このようなリハビリを行いながら、利用者様は入所して3~4ヶ月を目安とした自宅復帰を目指します。
最初は、目標設定をする際にどこが基準になるのか、どの動作を目標にして利用者様が獲得出来るのかで苦労しましたが、今ではだいぶ分かるようになってきたので楽しくなってきました。
リハビリテーション部の雰囲気はとても良く、プライベートで遊びに行くほど仲が良いので、楽しく働けています。また、先輩方は私が悩んでいると雰囲気をくみ取って頂け、先に声を掛けて頂けます。私は自分から聞きづらい性格なので、とても助かっています。
今後の目標としては、「楽しくリハビリ♪」を心掛けていきたいと思っています。
利用者様からしてみれば、楽しくないリハビリはしたくなくなると思ので、しっかりコミュニケーションを取りながら、やる気を引き出していくことが必要です。その為に、私は利用者様の趣味などについて下調べを行い、コミュニケーションを取るようにしています。例えば、野球好きな方であれば、好きなチームの前日の情報を通勤時に確認し、リハビリの時の話題にしています。そうする事で、少しでも楽しくリハビリをして頂ければ嬉しいので、継続して行いたいと思います!
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