認定薬剤師・専門薬剤師

認定薬剤師・専門薬剤師とは

薬剤師の生涯学習のー環として、各種団体が研修を実施しています。
研修にて一定の知識や経験を積んだ薬剤師に対して認定証が発行され、 認定証を授与された方が認定薬剤師・専門薬剤師となります。
各専門分野によって、認定する機関が異なり、種類も、がん薬物療法認定薬剤師・精神科薬物療法認定薬剤師・救急認定薬剤師など・・様々です。将来どの分野に進むか見極めることや、仕事をしながらの多岐に渡る継続学習ですので、自身の努力が必要です。

どんな種類があるの?

研修認定薬剤師/認定実務実習指導薬剤師/緩和薬物療法認定業剤師/精神科薬物療法認定薬剤師/HIV感染症薬物療法認定薬剤師/救急認定薬剤師/プライマリ・ケア認定薬剤師/認定指導者(認定指導薬剤師)/老年薬学認定薬剤師/抗菌化学療法認定薬剤師/感染制御認定薬剤師/がん薬物療法認定薬剤師 など
多岐に渡る専門分野が存在しています。この専門分野によって、認定する機関が違います。

まずは、取得したいものがある学会に入ってみよう!

例えば、緩和薬物療法認定薬剤師の場合は、日本緩和医療薬学会に参加します。そして、各条件をクリアする必要があります。
・薬剤師としての実務経験が5年以上あること
・過去5年以内に日本病院薬剤師会が主催している講習会で所定の単位(計100単位、年間20単位・40時間)以上を履修していること など
様々な条件をクリアした方が試験を受験することができます。

錦秀会には、日病薬病院薬学認定薬剤師・麻薬教育認定薬剤師・老年薬学認定薬剤師など様々な認定や専門を取得した薬剤師が在籍しています。

 

先輩薬剤師からのメッセージ

阪和第二泉北病院 K・Yさん

麻薬教育認定薬剤師 を取得
緩和薬物療法認定薬剤師 を勉強中

チャンスは誰にでもある!
あとは、自分がどこまで興味を持って
頑張れるかどうかです!

私が認定薬剤師取得に取り組むきっかけになったのは、緩和ケア病棟の担当になったことでした。医師・看護師・管理栄養士・リハビリの方たちと共に回診に行った際、薬剤師の観点から意見を求められ、自分の知識不足を実感しました。もっと知識を増やし役に立ちたいと思い、「日本緩和医療薬学会認定緩和薬物療法認定薬剤師」の勉強をすることに決めました。

この認定資格は、がんの痛み・症状管理といった緩和医療に役立つ知識を勉強することができます。資格があることにより、より周りから信用を得ることができると考えています。 単位取得のために、月に2-3回の勉強会に行くのですが、仕事の忙しい時期はやはり大変です。ですが、病院が認定取得に理解があるので、勉強会にもしっかり参加できています。まずは、緩和薬物療法認定薬剤師に注力し、今後はICTや抗菌薬の認定も取得したいと思っています。認定の取得は難しそうと思いがちですが、調べてみると取得できるチャンスは誰でも平等にあることが分かります。錦秀会では希望すれば、その業務に携わることが可能なので、まずは興味を持ち、やりたい事を見つけてほしいと思います。

 

医療法人錦秀会のメリット

  • 錦秀会は様々な機能を有する病院を保有しているため、錦秀会内で必要な症例を集めやすいのが魅力です。
  • 勉強会に参加する場合には病院側が出張扱いにしてくれます。
  • 関西最大級規模の医療法人ならではの、しっかりとしたサポート体制もあり安心です。